ヴァンナチュールにありがちなこと~伸びる~

え!?昨日より美味い!?

 

ワインをお好きな方は、ワインは基本的に開けたその日しか飲めないと思っている方も多いように思います。

もちろんそういったワインもあるでしょう。

 

しかし、ナチュールの中には開けてから何日もかけてどんどん美味しくなっていくものもたくさんあります!

中には開けてから1か月してから旨さのピークを迎えるなんていうワインもあるほどです!!

 

ワインは開けてから空気に触れることで、その本来のポテンシャルを発揮し美味しくなってくることを開くという表現を使います。

かたいワインをデカンタージュするのはこの開くのを促進するためですね。

 

しかし、伸びる(専門用語として存在するわけではありません)というのはその開くという概念を超えています!

 

数日かけてまったく違う味わい、旨味を発揮するのです!!

 

その要因ははっきりとはわかっていないのですが、生きた酵母の作用や、酸化防止剤が入っていないことにより自然な酸化熟成を起こすことなどいろいろな要因が絡み合ってその伸びるという現象を引き起こします。

 

ですので、今後ご自宅でナチュールをお飲みになる際はその日だけで飲み切らずに数日かけて飲んでみてください(^^)

きっと驚かれると思いますよ!

なれていないうちは白から試した方が失敗の確立は低いと思います。

赤のほうが例の嫌な現象が起きやすいので…

そう

あの嫌なやつ

豆るという現象です…

 

こちらはまた別な記事でご紹介しますね!

 

あと開けた後の保管はコルクをさして、冷蔵庫かセラーに立てておくだけでOKです(^^)

キューバンで空気を抜いちゃうより、そのままの方が伸びることが多い気がします!